T-ACTで、自分の可能性に一歩踏み出してみませんか
大学生活はいかがでしょうか。新しい環境に期待を抱いて入学した方もいれば、まだ少し戸惑いながら日々を過ごしている方もいるかもしれません。大学は授業や研究に取り組む場であると同時に、自分自身の関心や価値観に出会い直す場でもあります。皆さんが思い描く大学生活は、入学前に想像していたものと同じでしょうか。それとも、少し違って見え始めているでしょうか。
筑波大学では、学生の皆さんに授業だけでなく、主体的な課外活動にも積極的に取り組んでほしいと願っています。サークル活動や大学行事、地域との交流など、多様な経験を通して人とのつながりが広がり、視野が大きく変わることがあります。その中でも、皆さんの「やってみたい」という思いを具体的な形にできる仕組みが、T-ACT(つくばアクションプロジェクト)です。
T-ACTでは、普段の授業やサークルとは異なる形で、自分の関心や問題意識をもとに活動を企画し、仲間とともに実現へ向けて取り組むことができます。イベントの企画や地域との連携、留学生との交流、社会課題への挑戦など、活動の内容は多岐にわたります。小さな疑問やささやかなアイデアから始まった取り組みが、思いがけない出会いや新しい学びにつながることも少なくありません。
T-ACTは、学生の自発的で自立的な活動を応援する筑波大学独自のプロジェクトで、平成23年度まで文部科学省学生支援GP事業として推進されてきましたが、平成24年度からは本学の人間力育成支援事業として行われています。これに提案していただいたプランは、大学公認のプロジェクトとして他の学生や教職員と協力しながら実現していくことができます。自分一人では難しいと感じることでも、異なる学群や専門の仲間と出会い、対話を重ねる中で新たな可能性が見えてくるでしょう。
活動の過程では、思い通りに進まないことや困難に直面することもあるはずです。しかし、その経験こそが、自ら課題を見つけ、考え、行動し、他者と協働する力を育てていきます。大学生活の中で得られるこうした経験は、将来どのような道に進むとしても、皆さんにとって大きな財産となるでしょう。
すでに活動に取り組んでいる学生の皆さんには敬意を表するとともに、これから一歩を踏み出そうとしている皆さんを心から歓迎します。T-ACTは、皆さん一人ひとりの行動と創意を大切にしています。大学という時間と場所を生かし、ぜひ自分自身の可能性に挑戦してみてください。T-ACTが、その最初の一歩となることを願っています。
2025年4月
