企画 詳細情報

受付番号 U24050
承認番号
24004P
企画名 つくばまぜこぜサッカープロジェクト
活動分類 スポーツ
活動目的 本プロジェクトは、筑波大学と筑波技術大学の学生がサッカーを通じてつながり、互いの交流を深めることを目的としています。両大学が位置するつくば市は、多様な学生が集う教育と研究の街として知られていますが、日常的な交流の機会が限られていることも事実です。その中で、特に筑波技術大学の学生が持つ経験や視点を活かしながら、筑波大学の多様な学生と共同で活動できる場を提供することが、このプロジェクトの出発点です。サッカーという共通のプラットフォームを通じ、多様性を尊重し、互いを理解し合う風土を醸成することが目指されています。
このプロジェクトでは、筑波技術大学のサッカー団体「Avanzare つくば」と筑波大学のサッカー関係団体の学生たちが協力して、イングランド FA などで展開されている「Pan Disability Football(まぜこぜサッカー)」をモデルにしたルールの確立を進めます。身体的な特性に関係なく、誰もが楽しめるルール作りを通じて、多様性への理解を深めます。その後、確立したルールに基づいてインクルーシブサッカーチームを結成し、定期的な練習や試合を実施することで、長期的な活動基盤を構築します。
最終的な目標は、つくばをインクルーシブサッカーの中心地として確立することです。プロジェクトを通じて得られたノウハウや経験をサッカー界のみならず地域社会に還元し、市民や関係企業、教育機関との連携を深めることで、さらなる活動の広がりを目指します。
サッカーを通じて、大学間、地域、そして社会全体の垣根を越え、共生の価値を体現する場をつくる――それがこのプロジェクトの根幹であり、最終的な到達点です。

長期的なビジョン
・D&Iサッカーフェスティバルを継続的に開催し、障がい者と健常者が共に成長できる場を提供する。
・スポーツを通じた地域社会の活性化と共生社会の実現を目指す。
・「まぜこぜサッカー」のリーグ戦を定期的に開催し、地域のスポーツイベントとして定着させる。
具体的な活動計画 まぜこぜサッカープロジェクト計画
本プロジェクトでは、障がい者と健常者が共に楽しみ、競い合う「まぜこぜサッカー」のルールを模索・確立し、インクルーシブサッカーの普及を目指します。その具体的な計画は以下の通りです。
1. 試技の実施とルールの模索
最初のステップとして、障がい者と健常者が混合チームを構成し、試技を通じて「まぜこぜサッカー」のルールを模索します。2024 年7 月には初回の試技を実施済みで、2025 年 3 月 16 日に 2 回目の試技を予定しています。この試技には、以下の幅広いメンバーが参加する予定です。
・筑波技術大学のサッカー団体「Avanzare つくば」
・水戸ホーリーホック知的障害サッカーチーム「クノスフェアビデ」
・アンプティサッカーやロービジョンフォットサルの日本代表級の選手
これらの参加者の多様な視点と経験を活かし、試技を通じてインクルーシブなルールの方向性を見出します。
2. ルール策定と試合の実施
試技から得られた知見に加え、イングランド FA で導入されている「Pan Disability Football」を参考にルールを策定します。プレーヤー間の身体能力や特性の差異を考慮しつつ、すべての参加者が公平にプレーできるルールを目指します。
2025 年度には、このルールに基づき筑波大学で複数回の試合を計画しています。試合を円滑に実施するためには、事前に参加者が練習を重ねる機会を設けることが理想的です。特に合同練習を通じてチームの連携を深めると同時に、ルールの実用性を検証していきます。
3. 協力団体の支援と拡大
本プロジェクトには、以下の主要団体から支援が得られることになっています。
・日本サッカー協会
・茨城県サッカー協会
・水戸ホーリーホック
加えて、鹿島アントラーズや他の県内サッカークラブや大学などからも協力を得るべく、交渉を重ねています。各団体の協力により、運営体制や練習・試合会場の確保、参加者募集などの課題解決を図ります。
4. アドバイザーの参画と専門的支援
本プロジェクトには、日本サッカー協会所属ロービジョンフットサル日本代表であり、筑波技術大学および筑波大学大学院の出身である岩田朋之氏がアドバイザーとして参画します。岩田氏はルール策定や試合運営における専門的な助言を行うほか、障がい者スポーツの現場から得た知識を活用して、プロジェクト全体の質の向上に寄与します。
活動場所 筑波大学第2サッカー場
活動期間 2025/03/16 ~ 2025/09/15
イベント日・時間 2025/03/16 09:00 ~ 13:00
対象者 学生、教職員、学外者
予定希望人数 50人
最低必要人数 20人
企画または
グループのURL
企画申請者(プランナー) 北條英次(体育スポーツ局)
オーガナイザー 野田健祐(応用理工学類 4年)
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