活動目的 |
本プロジェクトは、筑波大学と筑波技術大学の学生がサッカーを通じてつながり、互いの交流を深めることを目的としています。両大学が位置するつくば市は、多様な学生が集う教育と研究の街として知られていますが、日常的な交流の機会が限られていることも事実です。その中で、特に筑波技術大学の学生が持つ経験や視点を活かしながら、筑波大学の多様な学生と共同で活動できる場を提供することが、このプロジェクトの出発点です。サッカーという共通のプラットフォームを通じ、多様性を尊重し、互いを理解し合う風土を醸成することが目指されています。
このプロジェクトでは、筑波技術大学のサッカー団体「Avanzare つくば」と筑波大学のサッカー関係団体の学生たちが協力して、イングランド FA などで展開されている「Pan Disability Football(まぜこぜサッカー)」をモデルにしたルールの確立を進めます。身体的な特性に関係なく、誰もが楽しめるルール作りを通じて、多様性への理解を深めます。その後、確立したルールに基づいてインクルーシブサッカーチームを結成し、定期的な練習や試合を実施することで、長期的な活動基盤を構築します。
最終的な目標は、つくばをインクルーシブサッカーの中心地として確立することです。プロジェクトを通じて得られたノウハウや経験をサッカー界のみならず地域社会に還元し、市民や関係企業、教育機関との連携を深めることで、さらなる活動の広がりを目指します。
サッカーを通じて、大学間、地域、そして社会全体の垣根を越え、共生の価値を体現する場をつくる――それがこのプロジェクトの根幹であり、最終的な到達点です。
長期的なビジョン
・D&Iサッカーフェスティバルを継続的に開催し、障がい者と健常者が共に成長できる場を提供する。
・スポーツを通じた地域社会の活性化と共生社会の実現を目指す。
・「まぜこぜサッカー」のリーグ戦を定期的に開催し、地域のスポーツイベントとして定着させる。 |