企画 詳細情報

受付番号 U22046
承認番号
22026A
企画名 LGBTQ+ = ALLIES Salon
活動分類 交流会、セミナー・ワークショップ、講演会・トークイベント
活動目的 ◎目的
LGBTQ+の当事者や、非当事者Allyが一緒になって困り感を共有したり、勉強しながら、シティズンシップを発揮するアクションの機会を画策・企画・実行する場(=ソーシャルコミュニティ兼アクションコミュニティ)を築く。
※Ally(アライ)とは、非当事者・当事者に関わらず、LGBTQ+の人権や生き方を尊重し、かれらに寄り添い理解に努める態度、不公正を正すための行動志向を有する者のことである。

◎動機
活動企画の背景は、元首相秘書官のLGBTQ+差別発言(「Igbtqの隣に住むのも嫌だ、見たくもない」という趣旨の発言)およびそれに付随してSNS等で盛り上がりを見せるヘイトスピーチがコミュニティを攻撃していることに危機感を抱いたためである。実際に私自身が当事者であり、今回のニュースを見て心を痛めた一人である。また、周りに 今回の件をきっかけに抑うつ感情を強めたり、自傷行為をおこなったりするようになった者が居て、筑波大学にも苦しんでいる人が少なからずいると考え、本活動を企画した。

◎最終的な目標・展望
自分自身の当事者性をオープンにせずとも居場所感を感じることができ、何らかのアクションを取りたいとなったときにコレクティブに活動できる後ろ盾として機能するコミュニティを築くことである。(現在、筑波大学内にあるLGBTQサークルは基本的に当事者のみが参加しており、規模も小さい。また、サークルとしての活動のためソーシャルコミュニティとしの側面が強く、アクションに進むことが難しいという課題を有する。そのため、当事者と非当事者どちらもが参加でき、アクションを見据えてコミュニティを築いていく必要があると考える。)
具体的な活動計画 ◎活動內容
2つのラウンドから構成する。それぞれ、経験的知識や学術的知識を対話的に学ぶ活動(1)と、学びに基づき行動を起こす活動(2)である。

1. Think with us.
当事者および非当事者のAllyが、LGBTQ+に関するイシューを話し合ったり勉強し合ったりするミーティングを、知識の差が大きいことを考慮して定期的に行いたい。具体的な方法としては、ケーススタディを用意し対話的学びを進めるWSを開いたり、読書会・輪読会・映画鑑賞会をおこなったり、必要に応じて学内外のゲストスピーカー(学外者の場合はLGBTQ+関連NPOのメンバーなど)に講演をしてもらったりする。このフェーズの目的は、「知識深化」、「課題発見」、「アライ拡大」、「アクションのための作戦会議」である。
・各回1〜3時間程度・月2回で、参加者は当活動参加メンバー(パーティシパント)である。
・活動は、オンライン/オフラインのハイブリッドで行う。
・毎度、次回扱う内容やその方法について会内で話し合い、決定する。

2. Take action together.
1の学びに基づき、「何らかのアクション」を起こすフェーズ。アクションの内容や方法については、1(Think with us.)の段階で議論を重ね、プランナー、オーガナイザー、パートナー、パーティシパントで合意が得られたものとする。なお、アクション内容としては、暴力行為や特定他者/集団への批判・攻撃は許さず、主に啓発活動やオンライン署名活動・WS開催など、参加者や関係者、対象者いずれの身体的精神的安全が脅かされないものを企画する。
・日時:8月頃
・場所:学内の講義室、オンライン
・内容:オンライン署名活動かワークショップ開催を考えている。

*1.2のいずれの活動においても、以下のグランドルールを徹底し、悪質な場合には、退場を申し付け、次回からの活動への参加を禁止する。
・活動内で出た個人情報等については外部に持ち出さない。(録画・撮影等は原則禁止。使用目的とメンバーの同意が取れた場合にのみ例外的にこれらを許可することもある。議事録等では名前等の個人情報を削除・編集して個人が特定されないように配慮する。)
・参加者、活動外他者、特定集団等を否定・攻撃しない。(批判と否定は異なる)
・活動参加は個人の裁量に任され、参加にあたって強制や強要があってはならない。
・差別的発言・差別的行動は許されない。違いを尊重して参加する。
・活動名・企画名・T-act・筑波大学のいずれかの名を掲げて発信/行動を実施する際には、個人の裁量ではなく活動に参加するメンバーの合意と承認のもと行う。
・参加者の氏名は、通称名・ニックネームをそれぞれ自らが決定し、それを用いる。

なお、上記の通りルールを設け、ルール厳守を徹底して事故事件を防ぐことに努めるが、万が一予期せぬ事態が発生したときのために、相談先を設置する。
活動期間 2023/03/30 ~ 2023/08/30
対象者 学生、学外者
予定希望人数 15人
最低必要人数 2人
企画または
グループのURL
企画申請者(プランナー) 澤田彬良(人間系総合科学学術院 教育学 博士前期課程)
オーガナイザー 中玲蘭(人間系総合科学学術院 教育学 博士前期課程)
萩原悠斗(人間系総合科学学術院 教育学 博士前期課程)
土屋うらら(教育学類3年)
村嶋理子(芸術学類1年)
南陽菜(障害科学類1年)
パートナー 河野禎之先生(筑波大学 人間系助教 / ヒューマンエンパワーメント推進局 業務推進マネージャー)・梅田恵先生(筑波大学 ヒューマンエンパワーメント推進局 業務推進マネージャー/教授)
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