活動目的 |
妖怪関係のイベントを行ってみたかったのが第一の理由であり、さらに妖怪藝術団体・百妖箱の代表である嵯峨美術大学講師・河野隼也氏のTwitterでの「大物をつくりたい」というつぶやきがきっかけとなった。
筑波大学は全国的にも広い敷地を有しているわりに、大学の看板となりえる大物の山車などがない。さらに、茨城県には牛久沼という河童の伝承で有名な場所があったり、さらに研究学園都市は都市伝説・人面犬発祥の地であるにもかかわらず、妖怪スポットとしての知名度が低いと思われる。筑波大学という敷地を最大限利用し、さらには新たな妖怪・都市伝説スポットとして地域活性化するために、本企画を打ちたてた。
妖怪をモチーフとした仮装イベントはすでに各地域で行われ、盛り上がりを見せている。しかし、今回の仮装行列企画でモチーフとするのは都市伝説であり、そのほかのイベントとは差別化を図ろうとしている。
茨城県は現代に入ってから、研究学園都市という、他の地域にはない特色をもった地域であり、その影響があってか現代怪異・都市伝説と称されるものを多く抱えている。そうした側面に注目し、エンターテイメントとして取り上げようというのが企画の中心である。
また、茨城県の都市伝説や現代の怪談に限らず、全国の都市伝説・怪談を学生や一般参加者の間で共有し、交流を深めることも目的の一つである。 |