受付番号 |
U22014 |
承認番号
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22007A |
企画名 |
HPVワクチンプロジェクト |
活動分類 |
セミナー・ワークショップ |
活動目的 |
HPV(ヒトパピローマウイルス)は女性の多くが“一生に一度は感染する”といわれるウイルスです。感染しても、ほとんどの人は自然に消失しますが、一部の人ではがんになってしまうことがあります。それが子宮頸がんです。毎年約1.1万人の女性が子宮頸がんに罹患し、約2900人の女性が亡くなっているのはご存じでしょうか。しかし、HPVワクチンを打つことによって、発症リスクを下げることが出来ます。2013年4月から、HPVワクチンの公費助成の定期予防接種が行われていました。しかし、接種後の副反応が報告され、メディア報道も相次ぎ、HPVワクチンの定期予防接種は2013年6月~2021年11月までの間、国が積極的な勧奨を中止していました。HPVワクチンは小学校6年生~高校1年生までの間に接種することが最善とされており、定期予防接種の対象年齢とされていますが、中止されていた期間にこの年齢にあたる平成9年度~平成17年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日)の9年間に該当する女性は、接種する機会を逃し、未接種または接種回数が不十分な人が多くいると考えられています。そんな中、2022年4月1日から接種を逃した9年間に該当する女性を対象に、3年間、無料でHPVワクチンを接種できる、ということが決まりました。これを『キャッチアップ接種』といいます。
その9年間に私自身も該当しています。当事者意識を持つとともに、「同じ9年間に該当する筑波大生はこのことを知っているのだろうか…?もし知らなければ知ってほしい。」と思うようになりました。そこで本企画を立ち上げようと考えました。もうすぐ、キャッチアップ接種の通知が各市町村からもうすぐ皆さんのもとへ届く、もしくは既に届いていると思います。そんな今、私たちと一緒にHPVや子宮頸がん、そしてHPVワクチンに関しての知識を深めませんか。また、大学生になり、自身の将来についてプランを考えたことがある人も少なくないと思います。そのプランを実現するためにも生活や健康に向き合うこと、妊娠・出産をしたいと思った時にできる体にしておくことはとても大切だと思います。
この企画の目的はHPVに関するセミナーを行うことであり、この企画を機にHPVワクチンを接種するのか否か、また接種するとしたらどの種類のワクチンを打つのか、といったことを自分自身で考えるきっかけにして頂ければ幸いです。
キャッチアップ接種の対象者ではない性別、年齢の方、どなたでも大歓迎です。たくさんのご参加、心よりお待ちしております。 |
具体的な活動計画 |
【企画内容】
・企画日:8月9日(火)16:00~17:00 オンライン
・場所:未定
・対象者:筑波大学生(性別・学類は問わない)
・内容:
主にHPVの基礎知識、そしてHPV感染の予防方法であるHPVワクチンと子宮頸がん検診についてお話しします。また、キャッチアップ接種についての説明も行い、ワクチン接種について具体的に考える機会を提供します。
・当日の流れ:
18:30~(5分) はじめのあいさつ
18:35~(7分) 自分のライフプランについて考えよう
18:42~(5分) 子宮のがんとHPV
18:47~(15分) HPV感染を予防するには
・1次予防(HPVワクチン、キャッチアップ接種等について)
・2次予防(子宮頸がん検診について)
19:02~(5分) まとめ
19:07~(5分) おわりのあいさつ・アンケートのお願い
【当日までのスケジュール】
4月19日~ 授業内、自己学習にて知識の習得
6月14日~ 企画の内容考案、資料作成
7月7日~ 企画内容のチェック(教授、医師による内容の確認)
7月12日 企画申請書提出
承認され次第 広報開始(ポスター、Twitter、Instagram、LINEでの周知)
7月19日 岡山久代先生担当授業「ヘルスプロモーションと看護」にて、看護学類3年生を対象に授業内にてプレ実施
7月22日 企画開催
7月22日~ 企画終了時に行ったアンケートをもとに振り返り、報告書作成
補足:Googleフォームにて①事前の参加登録、②事後のアンケートを作成致します。
本企画内容は 岡山久代先生の指導のもと、看護科学学位プログラム助産師課程 春AB開設科目『リプロダクティブ・ヘルス支援論』 の授業にて作成致しました。 |
活動場所 |
人文エリア支援室に確認したところ、1H棟101、201が貸し出し可能な教室であるとのお返事を頂いたので、それらの教室を承認され次第確保する予定です。
対面活動を中止する茨城県及び筑波大学の要請が出た場合は開催を見合わせ、再度日時を設定します。 |
活動期間 |
2022/04/19 ~ 2022/09/30 |
イベント日・時間 |
2022/08/09 16:00 ~ 17:00
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対象者 |
学生 |
予定希望人数 |
20人 |
最低必要人数 |
6人 |
企画または グループのURL |
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企画申請者(プランナー) |
坂本菜生(看護学類3年) |
オーガナイザー |
梅川茉優里(人間総合科学研究群 博士前期課程 1年)
大嶋恵奈(人間総合科学研究群 博士前期課程 1年)
野口百菜(人間総合科学研究群 博士前期課程 1年)
平田珠梨(人間総合科学研究群 博士前期課程 1年)
藤岡朱音(人間総合科学研究群 博士前期課程 1年) |
パートナー |
岡山久代(医療医学系) |
備考 |
【感染防止対策】
・対面での実施については茨城県及びつくば市、筑波大学の要請等を確認し、大学の感染症対策に応じて判断する。
・対面の活動を中止する要請が出た場合、企画は完全オンライン実施とする。
・感染防止策が徹底されているかについては、パートナー教員およびT-ACTに確認する。
・企画を実施するかの判断については、開催1週間前にT-ACTと相談して決定する。
・前日に体調の記録確認をパートナー教員及びT-ACTに報告する。体調不良がある場合は活動を停止する。
・参加者は過去2週間以上の健康観察記録を付ける。当日は担当者が会場で記録を回収、管理する(いつでも提出できる状態にしておく)。
・活動の際は出入り、物品を触る前などで随時手指の消毒を行う。
・各自マスクを着用する。
・部屋の換気を行い、密集・密閉を避け、飲食を禁止する。大声を出して会話しないようにする。
・家を出る前に検温してもらい、体調不良者は出席しない。
・参加者が座る位置を、ソーシャルディスタンス(2m)を考慮して予め設定しておく。
・活動の以後2週間は体調に憂慮し、参加者に問題があれば報告してもらう。
・活動形態、場所、参加者、人数、内容をまとめた活動記録を作成し、担当者が管理する。
・その他筑波大学およびT-ACTの設定した感染防止対策ガイドラインに従う。 |
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