企画 詳細情報

受付番号 U21016
承認番号
21012A
企画名 原皮から始める羊皮紙作り
活動分類 セミナー・ワークショップ
活動目的 本企画の目標は、羊皮紙を作ることです。
私は中世ヨーロッパの美術や歴史を調べていて、羊皮紙に興味を持ちました。
どのような使い心地なのか、作るのにどれだけ手間がかかるのかを実際に体験して知りたいと思っています。活動を通して羊皮紙に興味を持つ人を見つけ、一緒に試してみたいです。
また、大学で学ぶ様々な学群・専攻の人達とも一緒に行うことで、色んな視点から理解を深められるのではないかと考えています。

また、将来的には没食子インクや羽ペンなどを用いて写本制作を行うことも視野に入れています。
羊皮紙は中世ヨーロッパの大学でも用いられていて、大学生のための写本制作を職業とする人もいたと聞きます。現代の筑波大学で、筑波大生が作った羊皮紙で筑波大生が写本を作るという活動は面白いのではないかと考えています。
具体的な活動計画 〇準備段階(8月~9月)
開催当日までにプランナーは以下の手順を行う
<原皮の準備>
1.羊の原皮を処理するため、以下の物品を用意する
  バケツ、消石灰、酸性洗剤、ビニール袋
2.原皮の購入(ワークショップ1日目の10日前を目安とする)
 羊の原皮は「石田めん羊牧場」で購入予定
3.原皮をよく洗い、塩と汚れを落とし、2日ほど水に浸ける
4.原皮を石灰溶液に1週間程度浸け、毛が抜けやすいように処理する

※使用した石灰水はアルカリ性であるため、沈殿した消石灰は不燃ごみとして廃棄し、石灰水は多量の水で希釈してから流す
 作業の際は保護メガネと手袋を着用する。

<ワークショップの準備>
・参加人数分(5人を想定)の材料や器具を用意
 必要物品:角材、ビニール手袋、木枠、針金か糸、ペンチ、円カッター刃
      消毒用ウェットティッシュ等、ごみ袋、感染対策用品
・羊皮紙作りの工程について説明する資料作成
・参加募集はGoogleフォームで行うため、フォーム作成・整備する
 応募フォームリンク:https://forms.gle/rEEiTWRb423jYALH9

<広報>
10月中は参加者を募るために宣伝を行う
作成したポスターをコピーし、各エリアに掲示したり、配布する予定である。


〇ワークショップ(11月、12月)
・全2日間の日程で、2回行う
 第1回は11/6と11/20、第2回は11/21と12/5の開催を予定している。
 予備日を1月中に設ける。

<1日目>(13:00~16:00)
内容:羊皮紙、作業工程の説明、原皮の処理
・運営側は1時間ほど早めに集合し、床にビニールシートを敷くなど準備する
・受付、本人確認、健康観察記録回収
・羊皮紙や、制作の工程についての説明(1時間程度を予定)
  …参加者にはメール等であらかじめ資料を配布し、各自スマホ等で見てもらいながら説明する(実際に印刷して配布などは行わない) 
・原皮の毛をそぎ落とす作業(2時間)
  …あらかじめ用意しておいた原皮を参加者に配り、角材等を用いて毛を削ぎ落とす作業を行う。その後、水に浸して作業終了。
・その後、運営側で処理して貰った皮を再び石灰液に浸ける作業を行う(10~2週間程度)

<2日目>(13:00~16:00)
内容:羊皮紙を作る
・運営側は1時間ほど早めに集合し、準備する
・受付、本人確認、健康観察記録回収
・前回処理した羊皮を木枠に張る
  …木枠に針金やペンチを用いて張る
   ナイフなどで削りながら引っ張り、乾燥させ、を繰り返す

後日
・制作物を参加者に郵送する
 定形外郵便物として発送する予定


〇予算について
羊の原皮が1枚当たり7700円程度とやや高額であるため、参加にあたって1人当たり1500円の参加費をお願いする。
予算案:https://o365tsukuba-my.sharepoint.com/:x:/g/personal/s2010123_u_tsukuba_ac_jp/EXOdL6rULkBAiBqgDdMqyRgBtpcXWu9RFk4pOZartD0jPQ?e=pe32u6
活動場所 5C316教室を予定(収容人数108人規模の教室。着席可能な座席数:30)
(体芸エリア支援室の方に、教室を企画で使用する許可を頂いた。ワークショップ当日の1か月前に利用申請を行う。)
活動期間 2021/09/01 ~ 2022/01/01
イベント日・時間 2021/11/06 13:00 ~ 16:00
2021/11/20 13:00 ~ 16:00
2021/11/21 13:00 ~ 16:00
2021/12/05 13:00 ~ 16:00
対象者 学生
予定希望人数 5人
最低必要人数 1人
企画または
グループのURL
企画申請者(プランナー) 藤川朋伽(芸術専門学群2年)
オーガナイザー 江原実祝(芸術専門学群2年)
パートナー 長田年弘先生(芸術系)
備考 <感染防止対策>
・対面で行うワークショップであるため、実施については茨城県及びつくば市、筑波大学の要請等を確認し、大学の感染症対策に応じて判断する
 対面の活動を中止する要請が出た場合、企画を中止・延期する
・感染防止策が徹底されているかについては、パートナー教員およびT-ACTに確認する。
 企画を実施するかの判断については、開催1週間前にT-ACTと相談して決定する
・前日に体調の記録確認をパートナー教員及びT-ACTに報告する
 体調不良がある場合は活動を停止する

・参加者は過去2週間以上の健康観察記録を付ける
 当日は担当者が会場で記録を回収、管理する
 (いつでも提出できる状態にしておく)
・活動の際は出入りの際、物品を触る前などで随時手指の消毒を行う
 また、ハンドソープも用意しておき、手洗いをしてもらう
・各自マスクを着用する
・部屋の換気を行い、密集・密閉を避け、飲食を禁止する。大声を出して会話しないようにする
・家を出る前に検温してもらい、体調不良者は出席しない。
 また、事前に申し込みした参加者のみ出席可とする。
・参加者が座る位置を、ソーシャルディスタンス(2m)を考慮して予め設定しておく。
・物品の共用を避けるため、人数分の作業道具を用意する
・活動の以後2週間は体調に憂慮し、参加者に問題があれば報告してもらう
・活動形態、場所、参加者、人数、内容をまとめた活動記録を作成し、担当者が管理する
・感染症対策の観点から参加人数が5人を超える場合は複数回に分けて実施する
 その他筑波大学およびT-ACTの設定した感染防止対策ガイドラインに従う


<参加者向け注意事項>
・実際に動物の皮を使用するため、多少匂いがすると思われることをあらかじめ伝える
・アルカリ性の液体や酸性の洗剤を扱うので、皮膚が弱い方へ注意を促す
 (ビニール手袋をして扱い、対策は行います)
・一応、汚れてもいい格好で来てもらう
・参加費(1500円)を頂くことを予め伝える
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