| 受付番号 | 
U21011 | 
承認番号
  | 
21014A  | 
| 企画名 | 
一途プロジェクト〜コットンレモン(略:コトレモ)〜 | 
| 活動分類 | 
ボランティア | 
| 活動目的 | 
経済的な理由により生理用品が購入できない女性への支援の方法として、 
・経済的な問題の解決(生理用品の配布による支援) 
・誰しもが日常的に感じている不都合の解消 
という2つのアプローチがある。 
本企画は、後者の日常的な不便の解消という観点から、トイレに誰でも使用できるよう生理用品を備えることを目的とする。 
 
【企画名に込めた思い】 
○一途について 
一途な思いは、私たちにやる気を与え、行動を起こすきっかけになり、一方で一途な思いで悩むこと、問題を見つけることもある。今回の活動も、筑波大学生がより快適に学生生活を過ごすことができるようにするためにはといった一途な思いから生まれたものである。 
 
○コットンについて 
生理用ナプキンを常備する活動をナプキンではなく、コットンという言葉を使用した。 
 
○レモンについて 
レモンは日本では果物のレモンという一つのものだけを思い浮かべることが多いが、アメリカの俗語では、購入後に欠陥が見つかる欠陥品という意味を持つ。これは、レモンの酸っぱさは、外見からは判断できないことに由来する。このレモンという言葉のように、一つの言葉は国によっては全く違う意味にもなり、生理に関しても国や社会によって捉え方、考え方は様々である。日本では、これまで語られることが少なかった生理について、政治でも政策課題として取り組む動きもあり、社会の意識は変わりつつある。しかし、それでも生理がタブー視されているように感じたり、生理を恥ずかしいと感じたりしている女性は多いだろう。この活動を行うことで、女性が少しでも生理を隠さずに、周りに話しやすくなったり、女性だけではなく男性も生理について一緒に考え取り組み、理解していけたりするようなきっかけになれればと思う。 | 
| 具体的な活動計画 | 
個室トイレに生理用ナプキンを常備し無料で提供するサービス「Free pad dispenser OiTr」(オイテル(株))(※)を学内の女子トイレに設置し、同時に学内の女子学生のニーズ調査を行い、必要な支援を検討、実施する。 
 
○生理用ナプキンの設置について 
・生理用ナプキンを筑波大学構内の利用者が多いと思われるスチューデントプラザ近辺の女子トイレ10箇所程度に1月から設置する。 
仮の設置案は以下の通りである。 
 
・設置場所の決め方 
審議後に学生のニーズを踏まえて、仮の設置案に修正を加える。 
・管理方法や管理頻度 
施設部と交渉しナプキンの数が消費されたタイミングで補充する。管理頻度は、月に一回程度となる見込みである。 
なお、オイテルからのナプキンの送付は自動的に送付される。 
 
○オイテル利用者からの意見の収集について 
・調査内容…今後の一途プロジェクトに繋げるために「学生生活において不便に感じていることや改善してほしいこと」を尋ねる。 
・調査方法…オイテルを設置した壁に意見収集のためのポップを貼り、QRコードからGoogleフォームのアンケートで回答してもらう。また、学生のネットワークを活用しLINEを通じてGoogleフォームのアンケートで回答してもらう。 
・調査期間…オイテル設置後から2022年4月30日まで 
 
○運営ミーティングについて 
対面でミーティングを行う場合には学生生活課で行う。オンラインで行う場合にはteamsを利用する 
 
〇参加学生の役割 
・オイテルの設置場所の検討 
・ポップの作成 
・アンケート内容の検討と集計 
 
 
※「Free pad dispenser OiTr」(オイテル(株))とは 
オイテル株式会社が2021年から実施しているショッピングモールやオフィス、学校などの個室トイレに生理用ナプキンを常備し無料で提供するサービスである。 
利用者は、無料のスマートフォンアプリ「OiTr」をダウンロードし、アプリを起動した上でスマートフォンをディスペンサーに近づけることで、生理用ナプキンを無料で提供を受けることができる。使用ルールとして、枚数と時間がある。枚数は、25日間ごとに無料で7枚までの使用、時間は、2時間に1枚までの使用である。 
また、OiTrで配る生理用ナプキンは、広告出稿企業の広告費から賄うことで無料で提供される。 
なお、OiTrでは、設置導入企業、スポンサー企業、広告出稿企業等を「ソーシャルグッド・パートナー」と称しHPに掲載しているが、本学が、一企業の「パートナー」と表示されることが無いよう慎重に対応する。 
・広告動画について 
国立大学法人筑波大学広告掲載等取扱規則に従い内容の事前確認を行う。規定に沿った適切な判断をするプロセスについては総務部総務課に相談する。 
なお、OiTrを設置したトイレには、本事業の目的は学生支援であることについて明確に示しつつ、広告が流れることを表示しておき、 広告を見たくないという方には、別のトイレを利用するという選択ができるよう配慮する。 | 
| 活動場所 | 
スチューデントプラザ 
設置する女子トイレの具体的な場所 
学生生活課 | 
| 活動期間 | 
2021/11/01 ~ 2022/04/30 | 
| 対象者 | 
学生 | 
| 予定希望人数 | 
5人 | 
| 最低必要人数 | 
5人 | 
企画または グループのURL | 
 | 
| 企画申請者(プランナー) | 
鷹巣明美(学生部学生生活課) | 
| オーガナイザー | 
織田くれは(看護学類2年) 
チン タントウ(人文社会科学研究群 博士前期課程 2年) 
飯田清香(事業開発推進室ファンドレイザー) | 
| パートナー | 
未定 | 
| 備考 | 
【設置及び管理、使用時の新型コロナウイルス感染予防対策】 
・プランナーとオーガナイザーは、健康観察記録表を用いて活動2週間前から体温測定を行う。健康管理担当者を定め、記録をプランナーと健康管理担当者が責任を持って管理する。活動前日までに健康観察記録表をT-ACT推進室へ報告する。 
・プランナー・オーガナイザーに感染の疑いがある場合、「新型コロナウイルス感染が疑われる場合の本人の行動フロー」に従って行動し、発生状況を健康管理担当者がT-ACT推進室へ必ず報告すると同時に、活動を停止する。 
・管理を行う参加者は事前に運営側で把握した者のみとし、参加者には事前に、状況によっては参加が認められない場合があること、マスクを着用すること、開催2週間前に発熱や体調不良の症状がないことを周知しておく。 
・活動当日には、当日および活動2週間前の発熱、体調不良の症状の有無を確認する。 
・活動履歴担当者を定め、日付、場所、時間、参加者氏名、手で触れることのできる距離で15分以上の接触があったものに関する情報を記録し、保管する。 
・活動中は、マスクの着用、消毒を徹底し、ソーシャルディスタンスを保ち活動を行う。 
・十分な換気を行う。 
・参加者の名簿を作成・管理する。 
・使用物品は基本個々で持参し、共有しない。共有した場合は、使用後に消毒を徹底して行う。 
・飲食や大声を出す者がいたら注意を促し、改善されなければ退室措置を行う。 
・使用する学内や他の施設が定めたガイドラインに従う。 
・活動終了後は、T-ACT推進室へ活動終了報告を行う。また、プランナーは活動終了後2週間の時点で参加者に感染の有無の確認を行い、結果をT-ACT推進室へ報告する。 
・ディスペンサーは、スマートフォンを近づけると生理用ナプキンが付与されるものであり、不特定多数の方がディスペンサーに触れる必要のないものである。 | 
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