企画 詳細情報

受付番号 U20015
承認番号
T-ACT主催
企画名 2020年度T-ACT公開シンポジウム
活動分類 交流会、講演会・トークイベント
活動目的 【実施目的の概要】
 学生の「やってみたい」を応援する学生支援制度であるT-ACTについて,“これまで”の支援を振り返り,“これから”の学生支援の充実を考える会です。学生の自発性を育てる支援制度の意義をお伝えします。


【実施目的の詳細】
 筑波大学の独自の学生支援である「つくばアクションプロジェクト(T-ACT)」は2008 年に文部科学省の「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム(学生支援 GP )」に採択されたことから始まりました。その後も,大学独自の取組みとして,学生への支援が続けられています。
 T-ACTの最も重要で斬新なコンセプトは,学生自らが自分の「やってみたい」を基に新たな活動を創出し,大学はその実現のために様々な手段で学生を支援することにあります。すなわち,「活動の創出」というコアの部分を学生の自発性に託しています。それによって,学生自身が本当にやりたいことを自分の意思で実現させ,その体験が学生生活の充実感のみならず,社会で生きる上での実践的な力を育むことにつながっていると言えます。
 このコンセプトの基で,T-ACTには様々な進展がありました。最も大きな変化は2013年度に本格的に始まったT-ACTボランティアの創設です。これによって,学生が社会貢献や地域連携を通じて自らの社会力を育み,大学としては社会連携機能の向上に寄与できるようになりました。 その他にも,大学の国際化に合わせて留学生へ支援の範囲を広げたことや,学生による資金獲得の試みを支援するためにクラウドファンディングや助成金の情報提供を強化したこと,地方自治体や他大学との連携体制を強化したこと,ビジネス志向の学生のためにその体験を促進する体制を拡充したことなど,新たな強みを生み出す進展も重ねてきています。
 このように,時代とともに移り変わる学生支援への多様なニーズに対して,T-ACTは柔軟に対応してきました。こういった対応は今後もますます求められると考えられます。価値観が多様化するだけでなく,特に2020年においては新型コロナウイルスの影響による新しい生活様式への転換を強いられている中,大学が提供できる学生支援の見直しも必要となるでしょう。こういった中,「やってみたい」を応援する学生支援制度であるT-ACTが,“これから”の大学の学生支援を見据えることは重要です。そのためにも,“これまで”のT-ACTがどのように変わってきたかを見ていく必要があります。このような問題意識のもと,2020 年度の公開シンポジウムとして,「T-ACT がどのように進展してきたのか?」を振り返り,「これからどのように成長していくのが良いのか?」の示唆を得られるような会を開催します。
具体的な活動計画 【参加方法】備考欄を参照

【当日の質問方法とQ&A】
こちらのアドレスか,本ページ下部のQRコードから解説ページにアクセスしてください。
http://www.t-act.tsukuba.ac.jp/wp/archives/1396

【テーマ】人間力を育む学生支援のために  T-ACTの“これまで”と“これから”

【プログラム】(開始 14:45 ~ 終了 16:15)
総合司会:坂本 拓弥(T-ACT推進室員)
14:45~ 開会挨拶  佐藤 忍(筑波大学副学長(学生担当))
14:50~ 第1部 T-ACTによる学生支援:これまでの展開  青柳 悦子(T-ACT推進室員)
15:10~ 第2部 T-ACTの意義:卒業生からの声  金岡 孝浩 氏(筑波大学人文・文化学群人文学類2013年度卒業生)
15:35~ 休憩
15:40~ 第3部 大学教育と学生の自発性:総合的な学生支援の構築を目指して  齋藤 憲司 氏(東京工業大学 保健管理センター 教授)
16:10~ 閉会挨拶  加賀信広(T-ACT推進室長)

【講演者】
金岡 孝浩 氏 筑波大学人文・文化学群人文学類2013年度卒業生
 筑波大学人文・文化学群人文学類を2013年に卒業。在学中はT-ACTを活用し,地域の子ども達に対する無償の学習支援活動を展開。その活動は,現在も筑波大学公認の一般学生団体『学び場さくら塾』として続けられている。T-ACTにおける,学生の自発性から生まれた,地域貢献活動の先駆者。T-ACTでの経験を通じて得た考え方やスキルを活かして,現在は大手流通リテール業社に勤務しながら,余暇活動として社会人サークルの運営などでも活躍している。

齋藤 憲司 氏 東京工業大学保健管理センター教授
 東京工業大学保健管理センター教授(主任カウンセラー / 博士(心理学))。2つの大学でカウンセラーとして勤務した後,1995年1月に東京工業大学に着任。20数年にわたって学生の迷いや悩み,葛藤に耳を傾け,困難を乗り越えていく支援を行っている。近著に『大学生のストレスマネジメント―自助の力と援助の力―』(2020,共著:有斐閣),ほか著作多数。東京工業大学評議員,日本学生相談学会理事長等,学内外の各種委員を歴任。
活動場所 Microsoft Teamsを利用したオンライン開催
活動期間 2020/09/23 ~ 2020/12/31
イベント日・時間 2020/12/11 14:45 ~ 16:15
対象者 学生、教職員、学外者
予定希望人数 200人
最低必要人数 10人
企画または
グループのURL
企画申請者(プランナー) T-ACT推進室
オーガナイザー T-ACT推進室員
パートナー 黒田卓哉(T-ACTコンサルタント)
備考 【参加方法】
参加費:無料

参加申込(必須):
注意事項をご確認の上,必要事項を記入して,本ページ下部にある「参加希望・問合せ」からメールを送るか,「forum[アット]t-act.tsukuba.ac.jp」(「アット」を@に変更してください)までメールをお送りください。
開催日前日までに返信がない場合には,再度ご連絡ください。

必要事項:
(1)氏名
(2)所属(筑波大生の場合は,学籍番号と学類・学年)
(3)メールアドレス

注意事項:
(1)参加のためのMicrosoft Teamsによる会議のURLは,開催日前日までにお送りする予定です。
(2)参加の際には,ご自身のWebカメラ,Webマイクはオフにしてください。オフにされていない場合,ご自身の映像や音声が全体に流れてしまいます。
(3)今後のT-ACTの広報活動や教材に使用するために録画を行う予定ですのでご了承ください。意図せぬ録画を防ぐためにも,ご自身のWebカメラ,Webマイクはオフにしてください。
(4)不審な行為や会の進行を妨げる行為が見られる場合は,予告なしに退出させる場合がございます。
(5)参加申込を行うことによって,上記の事項に同意いただけたものといたします。
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