活動目的 |
〇はじめに
この企画は、夏休みこども電話科学電話相談からインスピレーションを得て、大人にも科学について相談できる場を提供することはできないかと思いついたのがきっかけである。
〇諸問題(直面している課題、提案の背景)
1. 多くの人が生物に対する不思議や疑問を抱いているが、その疑問を晴らす機会を得ることは難しい。人々は大学主催の講座やイベントなどへの参加することで、不思議や疑問について聞く機会を得るが、講座やイベントではテーマや専門が限定されてしまう。そこで、人々が自身の抱いている生物に関する不思議、疑問を晴らすためには、容易に尋ねることのできるような場を提供する必要がある。
2. 学生は自身の研究に真摯に向き合い日々努力しているが、研究対象に関する知識を十分にもっているわけではない。したがって、自身の研究をより深く理解するためにも、研究対象に関する知識をより蓄える機会を増やすことが必要である。
また、学生の研究対象に関する知識の不足は知識の偏りを招き、それらは時に視野を狭めている。そこで、自分視点ではなく他の人々が自分の研究対象にどのような興味をもっているのかを知り、より視野を広げることは重要である。
3. 菅平高原実験所の学生は、菅平湿原や草原などの菅平地区に置いて地域と連携して活動を行っている者もいる。一方で、5大学連携の中心である上田市街地における当実験所の学生の活動はほとんどなく、学生の上田地区における貢献度は低い。そこで、上田地区において学生主体で行うイベントを計画する。
〇企画の目的
1. 多くの人が持つ生物に関する疑問などを解決する場を提供する。
2. 学生がより広い視野と知識を得る。
3. 筑波大学の学生が上田地区に貢献する活動をする。 |