企画 詳細情報

受付番号 U19013
承認番号
19010A
企画名 もっと、インプロをやろう!
活動分類 交流会、セミナー・ワークショップ、講演会・トークイベント、パフォーマンス
活動目的 2018年度下半期「インプロをやろう!」を実施しました。その結果、筑波大学において、インプロを紹介するという役目は果たせたと思っています。

そこで、次に、インプロを活用する。という視点で、インプロの持つ人と人を「繋ぐ」役割を体験するだけではなく使ってみるという視点を持つためのワークショップを行っていきます。

あいかわらず、楽しく温かい交流の生まれるワークショップにしていきたいと考えています。
具体的な活動計画 7/10(水)・7/17(水)・7/24(水)にかけて3回のインプロワークショップを行います。いずれの日程も時間は18:30~20:30で、場所は文系修士棟8B210です。

ワークショップでは、理論とワークを1対1で配置して行っていきます。

ワークショップのファシリテーターは、申請者の岩川が行う予定ですが、事前にインプロのファシリテーターの見習いを募集し、一緒にファシリテートしたり、ワークごとに分けてファシリテートするような試みもしてみたいと思っています。

前回の「インプロをやろう!」ワークショップでは扱わなかった、相手を動かす視点のワークを多めに取り入れて、ファシリテーションという視点でインプロをとらえていくようなワークを行います。
人に指示をしたり反応をしたりするワークを行っていきます。

また、リーダーシップについて考えるワークも行いたいと思っています。
リーダーシップは、集団において一定にならないというモデルを示すことができたらいいと思っています。

対象者は、広く一般の方でインプロに興味を持っていただける方を対象にしたいと思います。

<各回の大まかなワークショップの流れ>
第1-3回目共通部分(7/10・7/17・7/24)
『コミュニケーションの3段階』
①伝える②受け取る③続ける
に関してのワーク

例)
1.拍手回し(円になって拍手を隣の人に回す。受け取った人が次の人に回す)
2.ボール回し(円になりキャンディーボールを隣隣に一定のリズムで回す)
3.「あなた」「はい」(円になり円の中の誰かに「あなた」と呼びかけ呼ばれた人が「はい」と答え、呼んだ人が「はい」を聞いたら「はい」といった人のところに歩いていく。歩いてくる途中で「はい」と答えた人は「あなた」と呼ぶ、以後繰り返し)
4.ランバージャック(木と木こりがいる。円になり3拍子で、木「ウォー(木が立つ動作)」きこり(木の両隣の2人)「ウォー(木を切る動作)」木「ウォー(倒れる動作)」倒れた先にいる人が新たに木になり立ち上がる。これを繰り返す。)

『コミュニケーションを続ける』
インプロのイエスアンドの考え方について
例)
1.クイックドロー(2人組で、A4用紙に、シンプルな目を2点書き、一筆ずつ書きポートレートを描く。ポートレートが出来上がったとどちらかが判断したら、一文字ずつ書き、ポートレートの人物に名前を付ける。)
2.知ってるよ(お題に対して、知ってるよと言って話を続ける)
3.私は木です(5人くらいで、1人目が「私は木です」と言い手を広げる、2人目から順番に木の周りに「私はリスです」等言って、木にくっつくなど、かかわっていく。)

回によって行う内容(次のA.~J.のうち1つか2つ参加者の様子を見て行う)

A.「リーダーシップ」
例)
1.ミラー(2人組で、1人の動きを、もう1人が鏡として関わる)
2.主人と従者(2人組で、1人が手をかざし、もう1人が手のひらを顔の動きとしてついてゆく)
3.ブライドウォーク(1人が目を閉じて、指先の動きでもう1人がついていく)

B.「コラボレーション」
例)
1.シェアードストーリー(3人のうち2人が、指揮者役にさされた人が話をして物語を作る)
1.ワンサウンド(2人で、一音ずつで話す)
2.ワンボイス(10人くらいで一斉にしゃべる)

C.「想像力の共有」
例)
1.ブラックボックス(2人組で、1人が箱を渡し、物を出させる。出したらそれが何かを言ってもらう。言ったら捨ててもらう。)
2.ワンワード(2人で、一文節ずつ話して物語を作る)

D.「ファシリテーション」
例)
1.「はい」「いは」(3人組で、2人が手のひらをミルフィーユ状に重ねて、もう1人が、「はい」か「いは」を言う。「はい」なら一番下の手が一番上に、「いは」なら一番上の手が一番下に移動する。「どん」と言ったら、一番下の手が上から叩く)
2.あとだしじゃんけん(じゃんけんのルールを(勝ってください・負けてください・あいこにしてください)など指示をしながらリアクションをしながらじゃんけんをしていく)
3.芸術家(モデル・粘土・美術家役を決めて、粘土に触れずに、モデルの体の形を作るワーク)
4.スピットファイヤ(一人が話をしていて、周りの人が無関係な単語を言い、言われた瞬間にその単語を話をしている人が言わなければいけない)
5.ピヨピヨ(1人が3人に対して話をしながら、それぞれにアイコンタクトを送り続ける)

E.「正当化」
例)
1.解決社長(5人くらいで一人が社長。社長に周りの社員が問題を持ち込む問題に対して必ず「それはちょうどいい」と言って解決策を言う)
2.ディグジットストーリー(2人組で1人2枚計4枚のカードを裏向きで引き、カードに書かれた絵を、1枚ずつ開けて、連作でストーリーを話す)
3.占い師(2.のカードを使い架空の悩みを占い師に打ち明け、カードをめくった瞬間にタロットのように運命を話す)

F.「ステイタス」
例)
1.トランプによる(トランプをインディアンポーカーの要領で頭に掲げ、同窓会のシーンをする。)
2.目の大きい人小さい人(目がおっきくてゆっくりしゃべる人グループと、目が小っちゃくて早口でしゃべる人グループで、社長たちの集会のシーンをする。)

G.「エンダウメント」
例)
1.他人の見立て(2人で演じる。1人が【相手が自殺しようとしているのではないか】と仮定して関わるなど、相手を仮定して関わる)
2.物の名前を言う(周りにあるものの名前を言い、慣れてきたら、物の使い道を勝手にでっちあげる。)

H.「身体表現」
1.歩く・止まる(みんなで歩いて誰かが止まる。止まった人に集まる。全員集まったら再び動く)
2.近くを通る(3人でお互いの近くを通り過ぎる動きをする)
3.即興ダンス(1人が話をして、3人でその時の身振り手振りを覚えておいて、その動きを曲に乗せて行う)

I.「今にいる」
例)
1.なにやってるの(2人で、例えば窓を拭くような動きを1人がする。もう1人が「なにやってるの」と聞く。窓を拭いている人は、窓を拭く以外のことを言う)
2.チェンジングオブジェクト(物を使った動きをする。そのものの名前とともに隣の人に渡す。もらった人はその動きをして、そのうちに違うもの・ことに変わったら次の人に渡す)

J.「パフォーマンス」
例)
1.入り口と出口(あるシーンを演じる。舞台上に3人出てきてはいけない。3人目が出てきた瞬間に誰かが舞台からいなくなる)
2.フリーズタグ(1人がストップして、体で何らかの形を作る、それに誰かが関わる、シーンを始める)
3.小さな生き物(2人で、1人が何かやっていると小さな生き物に話しかけられる。見つけたら、その生き物を決める。その生き物は解決したいことがあって、一緒に物語を作る。)
活動場所 文系修士棟8B210で行います。
活動期間 2019/05/15 ~ 2019/08/31
イベント日・時間 2019/06/19 18:30 ~ 20:30
2019/07/10 18:30 ~ 20:30
2019/07/17 18:30 ~ 20:30
対象者 学生、教職員、学外者
予定希望人数 15人
最低必要人数 7人
企画または
グループのURL
企画申請者(プランナー) 岩川光一朗(教育研究科修士課程2年)
オーガナイザー 大林潤子(教育研究科修士課程2年)
パートナー 茂呂雄二(人間系)
備考 本企画の予算については、すべて無料で行います。
(会場費:学内で行います・講師料:プランナー+参加者がワークショップを運営します・広報費:T-ACTの援助を受けてできる範囲で行います)
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