受付番号 |
U19009 |
承認番号
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19015P |
企画名 |
つくば子育て外国人家族サポートプロジェクト |
活動分類 |
交流会 |
活動目的 |
筑波大学では、留学生・外国人研究者の受け入れ拡大に伴い、夫婦や子ども連れで来日し、子育てをしながらつくばで暮らす外国人の世帯が増えています。子育て世帯の外国人にとって、つくばでの生活に必要な情報や、子どもの教育等に関して困っていることなどを調べるとともに、教員・学生・大学院生がチームになってその課題を共有し、解決にむけて一緒に考えることを目指します。 |
具体的な活動計画 |
具体的に、以下2点の活動を行います。
(1)留学生・外国人研究者の生活・子育てに関するアンケート
①新宿区多文化共生課が2012年に実施した「外国にルーツを持つ子供の実態調査」を参考にし、家族帯同で来日している留学生や外国人研究者、またその子どもたちの使用言語や言語教育の現状、またつくばでの生活において困難を感じている点などを中心にアンケート項目を策定します。項目策定に当たっては、オーガナイザー学生やパートナー教員と協議しながら決定します。また、多言語翻訳については、留学生を短期雇用し、依頼します(予算については備考欄を参照)。
(参照)新宿区「外国にルーツを持つ子供の実態調査」https://www.city.shinjuku.lg.jp/tabunka/tabunka01_001000.html
②アンケートの実施に先立ち、企画申請者の責任で、人文社会系研究倫理審査委員会に申請を行い、承認後に実施します。
③アンケートは無記名方式で、WEB媒体・紙媒体で実施します。配布については、オーガナイザー学生や、メンバーとして募った留学生等の協力を得て行います。
④アンケートの回収、集計・分析は、メンバーが複数名で行いますが、最終的な管理は企画申請者が責任を持って行います。無記名でのアンケートですが、個人特定につながる可能性のある情報を含むため、データはインターネットに接続していないポータブルHDD等に保存し、鍵のかかるキャビネットで保管することを徹底します。
⑤結果は、個人が特定できない情報に加工したうえで、留学生課や学生支援室と共有し、学内の留学生支援の向上に貢献します。
(2) 子育て外国人家族との懇話会
①学内の留学生会などの団体を通じて、子育てをしている留学生や外国人研究者に呼びかけてもらい、懇話会を実施します。子育て家族同士のネットワークづくりと、そこでの意見交換により、子育てや教育に関する課題の共有を行います。
②各回5~10名程度の留学生・外国人研究者と、3~5名程度のメンバーの参加を見込んでいます。また、通訳やコーディネーター役として、オーガナイザー学生にも同席してもらいます。典型的な懇話会のタームテーブルは以下のように考えています。
【学期中(1回40分程度を想定)】
0:00-0:05 互いの⾃⼰紹介
0:05-0:40 ふだんの⽣活で困っていることなどの聞き取り
【夏休み中(2時間程度で親⼦で参加可を想定)】
0:00-0:10 互いの⾃⼰紹介
0:10-1:00 親⼦で楽しめるゲーム会
1:00-2:00 ふだんの⽣活で困っていることなどの聞き取り
③半年間の期間内で、合計で3~5回の実施を予定しています。
スケジュールは以下の通りです。
6月末 メンバー募集
アンケート項目の策定・多言語翻訳
懇話会企画
7月 人社系研究倫理審査委員会申請
倫理審査委員会承認後、アンケート配布・実施
懇話会実施(2~3回)
8月 アンケート集計・分析
懇話会での情報収集のまとめ
9月 中間報告
活動振り返りと秋学期に向けて計画の調整
10月 懇話会の継続実施(1~2回)
11-12月 アンケート・懇話会の結果を踏まえて、
学内支援施設の開設へ向けた提案作り |
活動場所 |
人文社会学系棟・一ノ矢宿舎交流室・グローバルコモンズ等 |
活動期間 |
2019/06/24 ~ 2019/12/20 |
イベント日・時間 |
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対象者 |
学生、教職員 |
予定希望人数 |
10人 |
最低必要人数 |
3人 |
企画または グループのURL |
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企画申請者(プランナー) |
澤田浩子(人文社会系) |
オーガナイザー |
五十嵐真結(日本語・日本文化学類3年)
RODRIGUEZ GOMEZ Juan Pablo(人文社会科学研究科一貫制博士課程2年)
関玲(人文社会科学研究科一貫制博士課程5年) |
パートナー |
松崎寛(人文社会系) |
備考 |
【教職員サポーター(五十音順)】
明石純一(人文社会系)、井出里咲子(人文社会系)、入山美保(人文社会系)、長田友紀(人間系)、唐木清志(人間系)、菊地かおり(人間系)、隅田詩織(学生交流課)、田川拓海(人文社会系)、Tkach Kawasaki, Leslie(人文社会系)、Tastanbekova, Kuanysh(人間系)、德永智子(人間系)、Tsygalnitsky, Elena(人文社会系)、那須昭夫(人文社会系)、橋本修(人文社会系)、一二三朋子(人文社会系)、吉原ゆかり(人文社会系)
多言語翻訳などで必要な学生の短期雇用は、下記予算からの支援を受ける予定です。
・筑波大学社会貢献プロジェクト「多文化背景の子どもたちのための社会貢献プロジェクト」代表:松崎寛(人文社会系)
・科学研究基盤研究費(c)「グローバル社会・多言語多文化社会に対応する日本の国語教育の再構築の基礎的研究」研究代表者:長田友紀(人間系) |
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