企画 詳細情報

受付番号 U18035
承認番号
18032A
企画名 インプロをやろう!
活動分類 セミナー・ワークショップ、パフォーマンス、舞台・上映会
活動目的 インプロとは、舞台上で台本なしで演じられる演劇のことである。初めて出会った人間が国籍や思想や宗教が違っても演じることのできる、言語・非言語などの豊かなワーク(活動)を含む活動である。

このインプロには大きく2つの方向性がある。
1つは、本来の目的である台本のない演劇の上演に向けた演劇としての方向性である。2つ目は、前述の豊かなワークを、コミュニケーションや教育などに応用していく方向性である。

そこで、対象者を大まかに、1.教育に興味のある学生 2.演劇系の部活動、サークルを行っている学生と定める。
集まったメンバーで、インプロをある程度の期間体験し、深めることでインプロとは何かを理解していきたい。
具体的な活動計画 活動は次の流れで行う。
1.ワークショップ(1回目11/22(木)・2回目11/27(火)、3回目12/4(木) 時間帯は、平日6限終了後 18:30~20:30 場所は、文系修士棟2F 8B210教室)
第1回目 「オファーとアクセプト」
目的:人と関わること。コミュニケーションとは何かについて、インプロのゲームを使って知る。非言語(一部言語使用)でのコミュニケーションを行うことによりコミュニケーションの要素がいったい何なのかを身体で理解する。

内容:実際には無い見えない物(小さいボール・大きくて赤い玉etc.)を参加者でキャッチボールする・拍手を回す・円を作り「あなた」と呼びかけ、受け取った相手が「はい」と答えて呼びかけた者が相手に向かって歩く、その間に呼ばれた者が「あなた」と他の参加者に呼びかけ相手の「はい」を聞いて歩く

参加者が得て欲しい体験:コミュニケーションは、働きかけ「オファー」と受け取る「アクセプト」の連続で成り立っていて、「オファー」は相手の「アクセプト」があって初めて成り立つということ

第2回目 「イエスアンド」
目的:仲間のアイディアを大事にして自分のアイディアで世界を膨らませる。言語を使用した活動を行うことにより相手のアイディアを尊重して自分のアイディアを付け加えることにより楽に自分のアイディアのみでは到達できないアイディアを得ることができることを知る

内容:あるお題について「知ってるよ」と答え話を続けさらにそれに対して「知ってるよ」と言って続ける。・「あなたは○○な人ですね」という問いかけに対して「私は○○な人です」と受け入れるワークに続けて「私は○○な人です」だから「□□なんです。」と話を続ける。など、相手のアイディアについて否定せずに乗っかるというワークを行う。

参加者が得て欲しい体験:自分のアイディアを大事にしがちだけどパートナーのアイディアを取り入れて尊重することで自分の思い描いていたこととはかけ離れていてさらにすばらしいアイディアに到達できるという体験を得て欲しい。

第3回目 「ストーリーテリング」

目的:仲間と物語を作りお互いが楽しい時間を作り出す。「前回のイエスアンド」を用いた言語的な関わりにより、自分たちだけのストーリーを作ることができるということを体験する。
内容:「ワンワード」お題に従って二人のプレーヤーが交互に1文節のみしゃべりストーリーを作っていく。このとき、たとえば「海に行く」に対して海に行くことについて理由をつけてなかなか海に行けないということに対して、私たちは現状維持して自分を守るという機能があることを実感する。・「シェアードストーリー」4人のプレーヤーで一人がディレクターになり、残りの3人がお題に従ってストーリーを話す。話すプレーヤーの指定はディレクターが指揮をし、一つのストーリーを作っていく。

参加者が得て欲しい体験:自分のアイディアのみでコントロールできない状態に自らを置くことで新しいアイディアが生まれると言うことを身体で理解する体験。

以上のワークショップを、提案者の岩川のファシリテーションで行う。

2.継続者によるインプロ研究(1.のワークショップの後、11月~12月 3回/月 計6回ほど)
1.のワークショップで継続的に行いたい意思の者とその都度興味を持って集まったメンバーで行う。参加者相互の希望に添ってお互いの活動を決定していきたい。
基本的に、週1回の頻度で、基本アイスブレイクのワーク+1つ題材になるインプロのワークに取り組む。

1・2の活動を行い今後の
a.インプロでのショーを行うパフォーマンスを行う b.インプロをアクティブラーニングに応用させるなどの参加者の方向性を決める。その後のインプロのパフォーマンスチームや研究グループなどにつなげていきたい。
活動場所 文系修士棟2階 8B210(20:00には入り口が施錠されるので、参加が20:00すぎる場合は、岩川のメールまで直接ご連絡ください。)
活動期間 2018/10/01 ~ 2019/01/31
イベント日・時間 2018/11/22 18:30 ~ 20:30
2018/11/27 18:30 ~ 20:30
2018/12/04 18:30 ~ 20:30
対象者 学生、教職員、学外者
予定希望人数 15人
最低必要人数 7人
企画または
グループのURL
企画申請者(プランナー) 岩川光一朗(教育研究科修士課程1年)
オーガナイザー 大林潤子(教育研究科修士課程2年)
パートナー 茂呂雄二(人間系)
備考 ワークショップに関しての予算は、会場費以外特に必要としない。学内の会場に費用が発生する場合にはその実費を参加者で均等負担として考えている。ファシリテーターはプランナー(申請者)なので特に、日当等は無しで行うことができる。
また、プランナーは、岐阜県高等学校の現職教員であり、高校演劇の顧問である。インプロのワークショップファシリテーターとしての経験としては、10年ほどあり、毎日の部活動の指導と、毎年各1回の地区・県でのワークショップの経験があります。
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