企画 詳細情報

受付番号 U17030
承認番号
17022A
企画名 進め!博士号
活動分類 パフォーマンス、ボランティア
活動目的 筑波大学の第一エリアには、学生食堂や文化系サークル会館に面して松美池と呼ばれる池が広がっています。1.6 haの広さがあるこの池は洪水調整機能とともに、風や光による空間表現やボートや魚釣り・水遊び等の多角的な利用をねらって大学の貴重な土地を割いて整備されました。しかし、今現在は当初の目的を果たせていると言えない状況で、ボート遊びはおろか釣りや水遊びをしている姿を見かけることはありません。松美池の有効活用と水質の改善を狙いかつてアヒルボートが運用されていた時期もありましたが、今ではそのアヒルボートも池の端に放置されています。また、泥が湖底に堆積しているためその水質は水遊びに適しておらず、前述のアヒルボートを運用する上でも障害となっていました。
そこで、本プロジェクトではそのアヒルボートを再利用し松美池の有効利用を促します。池の利用が活発になれば、周辺環境も自然と良好な状態になり、周辺エリアのポテンシャルを活かせると思います。また、長期的には松美池のケースがモデルとなり、学内の他の池の活用も進むことを期待しています。
プロジェクトの目標は、身体能力に関わらず誰でも利用できるアヒルボートの開発と、松美池の水質調査および改善の2つです。
アヒルボートの開発は、電動化と遠隔操縦の二本立てで行います。まず、アヒルボートの動力をモータに変更することで重たいペダルを漕ぐ必要が無くなり、力の弱い方や足の不自由な方でもアヒルボートを楽しんでいただけるようになります。そして、操舵システムを遠隔操作可能なシステムに変更することで、搭乗者が松美池の状態に詳しくなくても、豊富な知識を持った人員が遠隔操作で支援することで安心して楽しめます。
水質調査はPH測定、COD測定、透視度測定を行います。松美池全体のデータを収集することで、松美池の状態を明らかにするとともに、水質改善前後の変化を確認します。
水質改善は曝気法で行います。これは、アヒルボートによって水を掻き回し泥中に酸素を供給することで微生物の活動を活発化し、汚泥の分解を促進します。
具体的な活動計画 【日時】
春学期および夏季休暇中と秋学期の一部。ミーティングは火曜日の18:00より行う。
作業時間は定めない。各自の都合のよい時間に行う。
【場所】
主に松美池の岸で行う。
【日程】
5月:基本計画の決定
アヒルボートの引揚げ・清掃・動作確認
プロジェクトに係る諸手続き
6月から8月:アヒルボートの改造、水質調査の準備
11月:雙峰祭にて展示
【アヒルボートの改造計画】
・船体を点検し、不備があれば修理する
・水質調査のための器具を搭載する
・モータ駆動に変更する
・無線による遠隔操縦を可能にする
なお、これらの改造は速やかに船体を復元できる範囲に限定する。
活動場所
活動期間 2017/06/01 ~ 2017/12/01
イベント日・時間
対象者 学生、教職員
予定希望人数 13人
最低必要人数 10人
企画または
グループのURL
企画申請者(プランナー) 本田 恒太 工学システム学類3年
オーガナイザー 高橋 光太郎 物理学類3年、石田 成輝 応用理工学類1年、篠田 篤 図書館情報メディア研究科 D2、原田 謙一 情報科学類3年、大東 祥太郎 工学システム学類3年、工学システム学類1年 麦踏 松秀
パートナー 磯部大吾郎 情報システム系
備考
画像

企画管理へ戻る 参加希望・問合わせ