T-ACT(つくばアクションプロジェクト)は、あなたの「やってみたい」を応援するプロジェクトです。

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筑波大学T-ACT公開シンポジウムを開催(2015.11.18)

2015/12/08

本学つくばアクションプロジェクト(以下、T-ACT)は、11月18日(水)に、多様化する学生に対して支援を継続している他大学との交流を図ることを目的に、「繋がる力・広がる絆」をテーマとして2015年度公開シンポジウムを開催しました。

まず、本学T-ACTに関わった学生から、自分たちの思いを現実にしていくことの難しさや、人との関わりの重要性を学んだこと、活動をしていく中で、社会貢献へとモチベーションに変化があったことなどの報告がありました。また、T-ACTサポーターとして新たなプランナーを支援することにより、自分の知らなかった事を知ることができたり、企画運営の方法などのスキルが身に付き、とても刺激になることからT-ACTサポーターを増やしていきたいとの報告がありました。

次に、法政大学課外教養プログラム(KYOPRO)からは、企画の中で様々な職員や身近な社会人と自由活発に意見を出し合える環境で、相手の意見も組み込む対話力が向上したこと、自分の考えを客観的に捉え、また相手の視点に立って複眼的に物事を考え行動する力が身に付いたことなどが報告されました。また、留学生との交流を、各キャンパスの特色を活かした学生間の交流促進、今回のシンポジウムのテーマである「繋がる力・広がる絆」のように、他大学とも協力して、是非一緒に活動していきたいとの報告がありました。

続いて、明治大学M-Naviプログラムからは、M-Naviの学生委員が、学生のニーズをまとめて講演を企画立案していること、日本文化体験生け花編の実施、新入生に向けたプログラムの提供などによって、明治大学の学生に社会人基礎力を身に付けるためのきっかけを提供していることなどが報告されました。

最後に、東京工業大学学生支援センター自立支援部門からは、ボランティアグループでは、東日本大震災での写真洗浄の活動や東北物産展の開催、東京工業大学での防災訓練の啓発活動をしていること、学生調査スタッフは、学生へのアンケート調査結果をまとめて提出した提言書が実現されることで学生が大学を変えられるという大変貴重な体験ができたことの報告がありました。また、日本の最先端技術について日本人学生と海外学生を交えてディスカッションなどをすることで、グローバルな視野での思考の獲得や、アジア各国の学生間ネットワークを作ることも目的としているSAGEの活動、大学の授業にはない教養教育や美学、哲学などを敢えてテーマにしたプログラムを企画し、社会に出てもすぐに戦力になれるようなグローバルな人材を育てていく理工系学生能力発見開発プロジェクトの活動が報告されました。

どの大学もフィロソフィーは共通している部分があり、学生は成功したり、失敗したりしながらも得るものがあり、学生たちのやる気をうまく支援できている仕組みとしての成功していることが確認でき、これを機会にお互いの大学の交流がますます深まっていくことのきっかけとなりうる大変有意義なシンポジウムになりました。

筑波大学

筑波大学

法政大学

法政大学

明治大学

明治大学

東京工業大学

東京工業大学

【プログラム】

総合司会:丹羽 隆介(生命環境系・T-ACT推進室員)

筑波大学:つくばアクションプロジェクト

①T-ACT事業説明 三輪 佳宏(医学医療系・T-ACT推進室員)

②事例報告

堤 夏鈴(人文・文化学群比較文化学類4年)

杉山 萌依子(人文・文化学群比較文化学類2年)

鈴木 裕行(数理物質科学研究科 博士後期課程2年)

 

法政大学:課外教養プログラムプロジェクト(KYOPRO)

①KYOPRO事業説明 奥田 麗(学生センター市ヶ谷学生生活課)

②事例報告

今北 洸平(経済学部経済学科4年)

榎本 奈央子(経済学部国際経済学科4年)

杉澤 佑基(人間環境学部人間環境学科1年)

 

明治大学:M-Naviプログラム

①M-Navi概要説明

菊池 豪太(学生支援事務室)

椛山 翔子(政治経済学部4年)

萩野谷 昂(政治経済学部4年)

矢吹 崇明(法学部3年)

 

東京工業大学:学生支援センター自律支援部門

①自律支援部門説明 齋藤 憲司(保健管理センター・教授)

②活動報告

栗林 純平(工学部高分子工学科3年)

児島 佑樹(理学部物理学科2年)

加藤 真悟(工学部電気電子工学科2年)

貴志 崇之(工学部制御システム工学科3年)

司会:西久保 匠(大学院総合理工学研究科物質科学創造専攻 修士1年)